ミヤタブログ

’94年生まれの25歳。中京大中京サッカー部→筑波大学蹴球部。大学4年時にインカレ優勝を経験。現在は東証一部上場電機メーカーで営業マンをしています。このブログは僕が感じたこと、考えたこと、そして今までの体験からの学びを発信していくためのものです。少しでも共感、応援してくださる方がいれば幸いです。

奮い立つ!ハイキューの魅力を語ってみた。

こんにちは。ミヤタです。

 

街に赤と緑が踊る今日この頃、僕は自転車を走らせ帰路につく。

AM8:00~PM20:00の仕事により疲れ切っている。

それでも僕の自転車は、次々と人を追い抜く。

身体は重いが、心は軽い。

1分でも早く家に帰りたい。そんな気持ちが僕を突き動かしている。

 

なぜか……

 

「とにかく早くハイキューが観たい!!!」からである。

 

アマゾンプライム会員である僕は、同棲中の彼女とプライムビデオを鑑賞するのが日課だ。

 

彼女の勧めにより「ハイキュー」を見始めたのがすべての始まり。

 

そして僕は二度と抜け出せない「ハイキュー」という名の沼にハマることになる。

  

ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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「落ちた強豪 飛べない烏」

かつて「小さな巨人」と呼ばれたエースを擁し、全国大会出場を成し遂げたこともあった宮城県立烏野高校バレー部だったが、今ではそう揶揄されていた。

 

そんな烏野高校に入学した日向翔陽は、低身長ではあるものの類稀なる運動センス(跳躍力、瞬発力、持久力等)と勝利への圧倒的な執着心を持っている。

中学時代 “コート上の王様” と呼ばれた天才セッター・影山飛雄らとともに、全国大会出場を目指すというもの。

 

ちなみに烏野高校のメンバーはこんな感じ。 f:id:tm_919:20191222164845j:plain

 

メンバーそれぞれの葛藤と成長

まずお伝えしたのは、烏野高校のメンバーは決して全員がスタープレイヤーではないということ。観客からは「粒ぞろい」程度の評価を受けていることからもわかるように、突出した選手が揃っているわけではありません。

メンバーそれぞれに思い出したくない過去の経験やコンプレックスがあり、それを乗り越え成長していきます。真剣にスポーツをしていれば勝ち続けることなんてあり得ません。辛い敗北や挫折も必ず経験することになるでしょう。それでも競技から逃げない。目の前の壁から逃げない。そして何より自分自身から逃げない強さが、烏野高校のメンバーにはあります。

また何より烏野高校のメンバーは、全員が正しい努力をします。高校生にありがちな、ただ一生懸命に練習すれば、上達すると思っていたり、何も考えずにがむしゃらに努力するといったことがありません。今の自分、そしてチームに必要なことを常に考え実行する。これがスポーツの上達には必須であると僕は考えています。 そんな当たり前だけれども重要なことをハイキューは教えてくれています。

 

報われない努力もある。

 「努力は、必ず報われる」

僕の嫌いな言葉です。努力なんて大抵は報われません。こんなことが言えるのは、努力をしたことがない人か、天才かのどちらかです。

上記にもあるように、烏野高校のメンバーは毎日必死に練習に取り組みます。監督や周囲の人の制止を振り切ってまで続けようとするくらいです。それでも上には上がいたり、大一番で失敗したりします。

そういった場面が多々あるのもハイキューのリアルさではないでしょうか。

必死で練習してきたものが、あっさり崩れることは当然のようにあります。

 サッカーでヘディングを毎日何十回も必死に練習したとします。

 それでも大一番の重要な場面で、その成果を発揮できなければ、それは練習してきたことにはなりません。練習をしたつもりになっていただけです。

本番で力を発揮できて初めて、努力をしたということになると思います。

「あれだけ練習をしたんだから結果が出なくても満足。」なんて口にする人は、アスリートには向いていません。それほどまでにスポーツの世界は結果が全てなのです。

 

負けず嫌いは最強の武器 

ハイキューに登場するキャラクターのほどんどが負けず嫌いばかりです。

悔しい気持ちを全面に出すキャラもいれば、感情をあまり表に出さないながらも密かに闘志を燃やすキャラがいたりもします。

負けず嫌いは、アスリートにとって最強の武器だと思っています。

烏野高校1年の月島がチームメートの山口にこんな発言をします。

「果てしなく上には上がいる。例えそこそこの結果を残しても絶対“1番”になんかなれない。それを分かっているのに皆どんな原動力で動いているんだよ!?」

そうです。果てしなく上には上がいるのがスポーツの世界です。

チームで1番の選手になっても、他校にはもっとすごい選手がいます。

地域で1番の選手になっても、県内にはもっとすごい選手がいます。

県内で1番の選手になっても、他県にはもっとすごい選手がいます。

同世代で1番の選手になっても、全国にはもっとすごい選手がいます。

これを世界中に範囲を広げたら、それこそ本当にキリがありません。

月島の発言は、かなり的を射ていると感じます。全国大会に出場できて、周囲の人からは「すごいね!!」なんて賞賛されたとしても、全国大会で負ければ、自分の中では、やり切れなさ、後悔、嫉妬。数々の経験したくないような気持ちに苛まれることもあります。

それでもアスリートはまた立ち上がり練習の毎日に戻っていきます。

では、そんなアスリートたちはどんな原動力で動いているのでしょうか。

山口は、上記の月島の発言に対して、こう答えます。

 

「そんなもん、プライド以外に何がいるんだ!」

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そうです。

選手にとっての原動力は、「自分自身のプライド」だったりします。

くだらないと思う方も多くいるかもしれません。たかが部活。1円も稼ぐこともできない。それでも自身のために立ち上がることができる選手が強く成長していきます。

スポーツの世界で才能は必要です。努力では覆せないものが確かに存在します。

ただ才能がどれだけあったとしても、プライドがない選手は上にはいけません。

負けず嫌いはアスリートにとって最強そして必須のスキルです。

 

 

簡単にハイキューの魅力を文章にしました。

まだまだ書きたいことはたくさんありますので、また随時更新できればと思っています。

是非ハイキューを読んでみてください。

 

ハイキュー!! 41 (ジャンプコミックス)

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