ミヤタブログ

’94年生まれの25歳。中京大中京サッカー部→筑波大学蹴球部。大学4年時にインカレ優勝を経験。現在は東証一部上場電機メーカーで営業マンをしています。このブログは僕が感じたこと、考えたこと、そして今までの体験からの学びを発信していくためのものです。少しでも共感、応援してくださる方がいれば幸いです。

誰でも変われる方法見つけてしまった

僕、気づいちゃいました。

この自堕落な性格を一変させる、原動力となるものに気づいてしまったんです。

 

たった1つ。あるものを自在にコントロールすることさえ可能になれば、勇気が出なかった自分。継続できなかった自分。自分の嫌いな自分から卒業できることに、人生23年目にしてようやく気づきました!

 

このブログを始める時もそうなんですが、僕自身はあまり思い切った行動ができないタイプの人間なんです。やりたいことがあっても、やっぱりやめとこうってなったり、初めてなことは毎回嫌だなと思ってしまいます。慣れてる場所が好きなんです。

 

そこで、「なぜ僕はなかなか行動を起こさないのか」について自分なりの考察をしてみました。

 

まず僕は基本的にネガティブ思考なため、新しいことや苦手なことをする時には、常に失敗した自分を想像しています。そのため、そこでの新たな出会いや成功をイメージできていません。要するに、想像力(イマジネーション)の欠如が考えられました。

ただ想像力を身に付けたところで、うっすらと成功する自分の姿の上に、はっきりとした失敗する姿が、より一層濃くイメージされてしまう気がしたので、これは違うなと思いました。

 

次に、好奇心(探究心)です。これは、僕にだってありますよ。何か知らないことを知りたいと考えたり、自分以外の誰かを理解したいと思う気持ちです。でも、今ってインターネットの力で何でも知ることができちゃうじゃないですか。百聞は一見に如かず。とか言いますけど、インターネットで一見できちゃうんですよね。いやいや、直接見るのが一見だから!とか言われちゃいそうですが、全く想像すらつかないのと、写真が見れちゃうのでは好奇心の駆り立たられ方が違いすぎると思いませんか?

だってエレンやアルミンだって、壁の外にはどんな世界が広がっているのか知りたくて、死の危険がある壁の外に行くわけじゃないですか。海っていう、塩水いっぱいの場所があるらしいよ!どんな景色なんだろう…?って想像するから、行動できるじゃないですか。進撃の巨人の世界がインターネットの発展している現代だったら、誰一人壁の外に出ようとしないと思うんです。

 

これからの世の中は好奇心(探究心)を持ちづらいものになっていくんだと思います。そういう意味で、これもまた違うなと思いました。

 

そんな感じで、いろいろな理由を検討しましたが全く答えが見つかりませんでした。

 

あーーーー!なんで僕はこうなんだ!だからダメなんだよー!!!このカス!!

 

ん?あれ?ん?ちょっと待って。これじゃね!

 

なんでこんな簡単なことに気づかなかったんだ…。人にとって最大の原動力になるもの、それは「怒り」ではないでしょうか。

 

逆転の発想をすればよかったんです。やらなければいけないこと、やるべきことを、やる方法、そのための原動力を考えるのではない。人として絶対にやってはいけないこと、やるべきではないこと。それをやってしまう時の原動力が、人にとって最大の原動力だと思うんです。

 

だって極論、好奇心や探究心、イマジネーションで殺人をする人はいませんよね。でも愛していた人を奪われた怒り、必死で働いて貯めたお金のトラブルによる怒り、自分の心を弄ばれた怒り。怒りによって我を忘れ、人はそのような行為に至ると思うんです。

 

ナルトだってルフィだって、火影になる!とか海賊王になる!とか自分の欲を言ってる時よりも、仲間を傷つけられて「お前だけは、ぜってぇ許さねー!!!」ってなった時の方が、強いじゃないですか。ボス級の敵を倒すとかって大体そうだと思うんです。

怒りを力に変えることで、自分が想像も付かないようなエネルギーに変換されるんじゃないかなと思いました。

 

でもここで問題になるのが怒りって、負の感情じゃないですか。現実世界において、怒ってる人が共感されることって、本当に少ない。それがどれだけ正論をかましていたとしてもです。

 

怒りを力に変え、必死で努力して何かを成し遂げたと思ったら、自分の周りには誰もいなくなっていた。なんて悲しいことが起こるリスクと隣り合わせな気がします。

 

そこで大切になるのが、怒りのベクトルです。怒りをどこに向けるのか。周囲の物や人ではなく、常に自分に怒りのベクトル向け続けることが重要だと思いました。

 

「こんな自分に腹が立つ!むかつく!カス!」

「こんなこともできない自分が大嫌い!」

そんな感情が、人は突き動かす原動力になるんじゃないでしょうか。

 

自分を変えたい。新しいことに挑戦したいと思っているけど、行動に移せない人たちは、気持ちの軌道を少しだけ変えてみると、案外すぐに変われたりするかもしれませんね。という話でした。