果たして早起きは徳なのか
早起きは三文の徳なんていう言葉がありますよね。
あれって現代では、早起きすると三文「も」得られる。というような認識で使われていると思います。僕もそう思っていました。
でも、本来の意味は早起きしても三文「しか」得られないけど良いことあるよ。くらいの意味らしいです。
でも、いろんな教授や心理カウンセラーなどの方々がこぞって、早起きは健康にいいだの、成功しているビジネスマンやスポーツ選手などは、みんな早起きの習慣を身に付けているだの言うもんだから、早起きがやたらと神聖化されている気がするんです。
なんとなく『早起きをする=成功に近づく』みたいな印象すら持っています。
でも、これって絶対違いますよね。もちろん早起きをすることで、朝陽を浴び自律神経を安定させることができますし、朝食をしっかり摂り落ち着いて身支度ができるなど、メリットがたくさんあります。(一応体育学生なので、その辺のことは勉強しました。)ただ、早起きをすることで1日の時間が長くなるわけではないじゃないですか。みんな平等に24時間です。早起きをするということは、睡眠時間を削っているか、早い時間から睡眠を取っているだけだと思います。
だから僕個人の考えとしては、早起きは、皆さんが思っているほど徳ではないという結論に至りました。ましてや、早起きが成功への近道でもないと思います。
ではなぜ成功者の多くが、早起きの習慣を身に付けているのか。という疑問が僕の中に芽生えました。
答えはすごく簡単で、成功者は早起きくらいの試練なんて、余裕でクリアできてしまうからではないでしょうか。
どういうことか。筋トレとかダイエットと同じ類で、やったほうがいいのは知ってるけど、なかなか続かないもの。それが早起きだと思います。
だって早起きって、正直きついじゃないですか。朝6時にアラームをかけておいたものの、いざ朝になるとあと30分だけ…と二度寝しちゃうじゃないですか。
でも成功している人って、絶対に何かをやり遂げる意志の強さだったり、欲に負けずに自分を律することができるから成功してると思うんです。
だから早起きをすると決めたら、絶対に早起きする。それが成功者の思考ではないでしょうか。その結果、早起きっていいじゃん!めっちゃ気持ちいいじゃん!って習慣化されていくんじゃないかなと。
要するに、早起きをする=成功するではなく、成功者だから早起きできる。です。
そんな僕も今日から早起きをしようと決意しました。これを習慣にすることができるほどの男なのか。そうではなく、一過性のものに過ぎないのか。僕自身の力が試されますね。皆さんも是非、自分の力を試すという意味での、早起きやってみてはいかがでしょうか。